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【傍聴アクション3】6/15総務委員会 各派による質疑 報告

15日の総務委員会では、前日の請求代表者による意見陳述を受けて、
各会派の質疑がありました。

各会派の条例案に対する見解は、すでに新聞などでも報じられていましたが、
自民党は15日の総務委員会の審議の結果を待って会派としての意見を発表すると述べ、
また、民主党は総務委員会にて修正案を提出すると発表しており、
実際にどんな質疑がなされるのか、たくさんの傍聴希望者が集まりました。
傍聴券を求めて並ぶ人々

しかし、前日に100人以上の傍聴が叶わなかったにも関わらず、
15日も対応は変わらず、一般傍聴券は52枚しか出されませんでした。
満席の委員会室

まず、翌日の朝日新聞に掲載された各会派からの意見をお読みください。
『原発投票、自民は反対 東京都議会総務委、各党が意見』
朝日新聞 2012年6月16日朝刊
--------------------
佐藤副委員長による質問民主党 佐藤由美氏
「都民自らが当事者でありながら議論、意思表明の機会がなかった」
「争点化させるキックオフとして、住民投票を実施すべきだ」


中屋副委員長による質問自民党 中屋文孝氏
「条例案はあまりにも単純な二者択一になっている」
「住民投票で原発の安全性が向上するわけでも、夏の電飾不安が解消されるわけでもない」


伊藤理事による質問公明党 伊藤興一氏
「原発に依存しない安全・安心エネルギー社会への転換を図る必要がある」


吉田理事による質問jpg共産党 吉田信夫氏
「署名者の思いを重く受け止め、基本的に賛成。今回の条例は、都民的な討論を広げる一環だ」


--------------------

15日は全部で7人の委員が質問に立ちました。

佐藤由美氏(民・葛飾)
中屋文孝氏(自・文京)
伊藤こういち氏(公・品川)
吉田信夫氏(共・杉並)
星ひろ子氏(ネ・昭島)
馬場裕子氏(民・品川)
大西さとる氏(民・足立)


民主の佐藤氏は、質問の冒頭でこう述べました。

「福島第一原発事故を受けて、改めて自分たちの社会また未来を、自らの責任のもとで守るのだというやむにやまれぬ思いで行動を起こしたのだということを、昨日の8名の請求代表者の方からの意見陳述で改めて認識をしたところであります。」

佐藤氏は、私たちの行動のきっかけにまで思いをはせてくださった上で、
住民投票の意義を訴えながら、しっかりと質問してくださいました。

ただ、それらの質問に対して答えるのは都の担当部署の職員であり、
例えば都がいったいどんなエネルギー対策を行っているのかと「説明」することで、
どうやって「住民投票の意義」という本質的な話になっていくのだろうか、と思ってしまいました。
都職員による答弁


続いての中屋氏は、
直接民主主義の重要性は理解しているし、32万人の署名については重く受け止めていると述べたうえで、
自民党としてようやくはっきりと「反対」であると宣言しました。

都はエネルギーについて具体的な施策をするべきで、
都民投票を行ったところでエネルギー需給の問題が解決するわけではないと述べられました。

ひとつ、中屋氏の発言で印象に残ったこと。

「原発稼働の是非というあまりにも単純な二者択一の投票用紙を前にして、
 多くの都民は自分の複雑な思いをどのようにあらわしてよいのか悩むに違いない」

中屋氏は、だから原発問題は住民投票にはなじまない、と続けておられました。

しかし、私たちが大切だと思っているのは、まさにそこなのです。

今まで他人まかせにして無関心でいた原発の問題について、
当事者として思い悩むこと。たくさんの情報を知って考え議論すること。

それを今やらなければ、新しい未来はないと 私は思っています。

中屋氏は住民投票の意義について理解しておられるとおっしゃいましたが、
私にはそうとは感じられませんでした。

私が読んだドイツでの住民投票のリポートには、
住民投票のクライマックスは確かに「投票」ではあるが、
投票にいたるまでのたくさんの説明会、討論会など、市民がたくさんの情報を知り考える機会を持つことが実に重要である、とありました。

その問いについて疑問がある市民は、積極的に説明会に足を運んで、自分なりの答えを考える、と。

投票所で投票用紙に向かう時、それは確かに単純な二者択一です。
しかし、その投票用紙の前に立っているのは、熟慮の末の決断をしてきた市民なのです。


共産党の吉田氏は、
原発の問題について国民的合意をつくりあげていく プロセス が重要であると述べられ、
この都民投票条例は都民的な討論を広げる一環だと考え、賛成であると宣言しました。

私は、吉田氏が「34万余」という数字を口にした時、とても嬉しく感じました。
選挙管理委員会で有効とされた署名数は32万ですが、私たちが提出した署名総数は34万余なのです。

無効とされた署名の中には、選挙権をもたない若い人たちの署名もありました。
(法定署名の要件である)選挙権はないけれど、それでも署名したい、意思表示したいという人を目の前にした時、
無効になるのを承知で署名簿を差し出した受任者は多かったと思います。

そんな事情をくんでの「34万余」という発言だと思います。
共産党の修正案には、16歳以上という投票要件への修正は加えられていません。


そして、最後に吉田氏は、原発立地地域である柏崎市について質問されました。
石原知事は立地地域へ配慮すべきと言いながら、柏崎市を訪問して市長や市民と意見交換したことがあるのかと。
吉田氏の実家は柏崎刈羽原発から2kmにあり、同級生の方々の考えなど涙ながらに語っていらっしゃいました。
東京都民は立地地域とともに模索するべきであると。

メモをとる傍聴人
傍聴席の皆さんは熱心にメモを取りながら、この各会派の質疑を傍聴していました。
これからともに歩んでいきたいのは誰であるのか、しっかりと見届けています。

公明党の伊藤氏は、発言の結びで
「都議会公明党は、脱原発依存を具体的に進めていきたい」
「そして次世代へ、安全安心の東京を引き継ぐことができるよう、都民とともに歩んでいきたい」
と述べられました。

都民投票条例への明確な賛否は発言なさいませんでした。

都民とともに歩む、その歩み方を、ぜひ都民投票の実現という形で示していただければと思います。



いよいよ来週からは「採決」が始まります。

新しい未来のために、都民投票条例可決にむけて、最後までがんばりましょう。



【よこっち】

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都民投票条例案

東京都に制定を請求する条例案と請求の要旨です。ご覧ください。

請求代表者による意見陳述

6/14総務委員会での意見陳述後、委員会の傍聴席に入りきれなかった多くの人たちのために再現された際の映像。都議会議事堂1階ホールにて。
■請求代表者による意見(PDF形式:223KB)


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