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レポート 8/1「原発」都民投票都議会報告会in世田谷&渋谷&調布

昨日は世田谷、渋谷、調布共催による「原発」都民投票都議会報告会が行われました。

一体、あの活動は何だったのか?

活動に関わった市民側からの視点と、
直接請求を受けた都議会議員側からの視点の 双方から振り返ってみる試みでした。

出席くださった都議会議員の皆さんはこちらです。

関口太一さん〈世田谷・民主〉
西崎光子さん〈世田谷・生ネ〉
栗林のり子さん〈世田谷・公明〉

尾崎大介さん〈北多摩第3・民主〉

いのつめまさみさん〈新宿・民主〉
大山とも子さん 〈新宿・共産〉



まずは市民側から、2011年のキックオフ集会から2012年6月20日で否決されるまでの
「あゆみ」の報告がありました。

たとえば「議会運営委員会」のこと「傍聴席の増席の手続」など、都議会の傍聴について初めて知って疑問に思ったことへの問題提起も行われました。
■傍聴アクション ブログ記事まとめ


続いて、この東京都での23年ぶりの直接請求を求める活動が、
都議会議員の皆さんからはどう見えていたのか、
「都民投票提案およびロビー活動等に対する各党の対応」というタイトルで、
各会派から出席の都議の皆さんにお話しいただきました。



民主党(50人)は会派50人の意見集約を丁寧に行うよう努めたそうです。
まずは、50名全員にアンケートをとり、
その後有識者を招いた勉強会を5回ほど開くなど、党内での自由な討論を続けたそうです。

設問の選択肢を3択にするという案については、会派総会での多数決となったそうです。
会派総会で多数決が行われたのは、お話しくださった関口議員が民主党に所属して初めてのことだそうです。




生活者ネットワーク・みらい(3人)は、5月頃から、
原案に賛成の立場から、議会にかけられた場合どう他会派に働きかけができるかを検討したそうです。
議会運営委員会理事会で、きちんと都民投票の審議について議論するために、理事会前に委員長と考えをまとめようとしたそうですが、委員長が東京に不在だったため議論できなかったそうです。

民主党作成の修正案にのったのは、東京都ではじめての住民投票の意義を考えてのことだそうです。
本会議で、原案以外の修正案が採決にかけられないとは思っていなかったそうです。

都議会がいかに都民に開かれたものでなかったか、ということが今後の課題だとのこと。



共産党(8人)は、都民が判断して投票するという方法は、民主主義の一つの表現として賛成だったそうです。

都民投票運動の自由を確保するた事が大切だと思い、罰則規定だけを削除した修正案をつくったが、
皆さんが投票したいという意思を実現させたい という立場から、
民主党が作成した修正案にも原案にも賛成したそうです。



公明党(23人)は、3名の女性議員のなかには署名活動に参加した母親もおり、
この「想い」を受け止めてほしいと涙ながらに語る場面もあったが、
条例案はあくまでその「文言」で受け止めるべき、として、想いではなく条例案の文言の検討を行ったそうです。
知事本局の作成した「意見書」の疑問部分への追及もしたそうです。

会派内に検討委員会やプロジェクトチームも作られたそうですが、
条例案の文言に疑問を持った場合、知事本局への問い合わせのみを行い、
請求代表者側への問い合わせは、時間がなかったため行わなかったそうです。

都民投票条例についてもっと議論を続けるために、継続審査にしてほしいと訴える議員もいたそうですが、
6/14、6対17で、会派として反対の党議拘束をかけることに決定したそうです。


■東京新聞:原発都民投票条例制定 民主部会、賛成の方針:東京(TOKYO Web)


6/20採決の本会議の模様は、都議会ウェブサイトにて録画映像でご覧になれます。
http://www.gikai.metro.tokyo.jp/live/video2012-t2.html
討論テキスト (上記録画映像で第134号議案について話している部分)
吉住健一 さん(自) (3’26~9’38)
大島よしえ さん(共)(12’22~15’42)
加藤雅之 さん(公)(24’12~28’28)※書き起こし
西崎光子 さん(ネ)(34’23~40’52)
大西さとる さん(民)(46’17~51’05)
※都議会ウェブサイトにはまだ速記録が出ていませんでした。
続いては、議員の皆さんと会場との質疑応答も行われました。

その中で、福士議員が都民投票への反対理由としてあげていた
「他県人の命を巻き込む条例に「結果はどうであれ」は許されない」という考えについて質問された方がいました。

住民投票の結果が分からないから(原発稼働を認めるという結果になるかもしれないから)、「原発」都民投票条例には反対である、というのは、

この条例を制定することの目的を
「住民が自らの意思を表明したい」と考えたこと、ととるのか、
「脱原発をしたい」と考えたこと、とるのかによって、変わってくるように感じました。



たとえば「脱原発」がいちばんの目的である、と考えた場合、

福士さんのように、投票の結果、原発推進が多数となる可能性があるから反対、

公明党のように、原発反対の結果が出たとしても必ずしも原発を廃炉にする効力があると思えないから反対、

という結論が生まれてくるようでした。


【栗林さん】
エネルギー政策については国と東電と立地地域が決める問題だから、
いくら消費地域だ東電の筆頭株主だといっても、東京都で住民投票をやっても拘束力も影響力ももたない。
猪瀬副知事が東電にあれだけ提案してもすべて否決されてしまっていることをみれば明らか。
何の拘束力も影響力もない都民投票のために、わざわざ投票所まで出向くことに意味があるのか。
私たちは、皆さんと「脱原発」という気持ちは同じ
原発をやめるために私たちができる具体的なアクションを示していく。
国政を動かす「国民投票」なら意味があるが、「都民投票」では脱原発はできない。




これに対して、条例制定の目的を「住民が自らの意思を表明したい」と考えたことととらえた方には、
結果が分からないということは、都民投票条例に反対する理由にはならなかったようです。


【関口さん】
住民投票の結果が賛成多数となるか反対多数となるか、それはやってみなければわからない。
それこそが「住民投票」だと思う。
私は逆に、都議会議員として、原発問題についての都民の意思を問うてみたかった。

【西崎さん】
住民投票ができない理由を述べるより、都民を信じて、住民投票を行ってみるべきだ。
都議会本会議でも原発推進と言う会派はなかった。原発稼働賛成が多数となるとは思えない。
「シェーナウの想い」という映画で2度の住民投票を見た。
(脱原発が負けたとしても)民主主義は鍛えられて育っていくもの。

【大山さん】
今の官邸前デモや国会包囲にたくさんの人が集まっているのは、みんなが原発問題について、意思を示したいと思っているからではないのか。
民主党の修正案には思う所もあったが、それでもみんなの「投票したい」という気持ちを尊重したいと考えたので賛成した。
実際に原発の是非を問う住民投票となれば、権力側の原発賛成票への締め付けなどはものすごく強いと思う。
その覚悟は必要。しかし、投票したいという意思は尊重されるべき。






最後に、都議の皆さんからいただいたコメントの中からいくつか。

【尾崎さん】
直接請求がばんばん行われて市民が政治参加してくると、議員の役割がなくなるという議員は理解しがたかった。私たち都議会議員は、都民の意思を吸い上げることを仕事としている。
これからも、「原発」都民投票の実現にむけてがんばりたい。

【いのつめさん】
福島での原子力発電所の事故は、なぜ日本に54基もの原発ができてしまったのか、ということを
みんなが真剣に考えるきっかけになったのではないか。
みんなが政治や行政にもっと興味をもってほしい。




都議会で否決されてもなお、都民投票の運動に関わり続ける人がいるのはなぜでしょうか?

「脱原発」を目指しながら、原発推進の可能性もある「原発」都民投票を求める人がいるのはなぜでしょうか?


ここからは、私の個人的な意見です。

なぜ、このような原発事故を引き起こしてしまったのか?
なぜ、事故後も再稼働への流れを止められないのか?

その原因の一つを、
私たちが今まであまりにも政治に無関心でいたことではないかと考え反省した人たちは、
まだ、こうして「原発」都民投票実現のために活動しているのだと思います。

私たちが、政治に関心をもち積極的に関わっていくことで、
私たち自身の未来を変えていくことができるのではないか?



今、未来を変えよう。



【よこっち】

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都民投票条例案

東京都に制定を請求する条例案と請求の要旨です。ご覧ください。

請求代表者による意見陳述

6/14総務委員会での意見陳述後、委員会の傍聴席に入りきれなかった多くの人たちのために再現された際の映像。都議会議事堂1階ホールにて。
■請求代表者による意見(PDF形式:223KB)


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