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【3.1-3.11市民が語る原発】レポート

【3.1-3.11市民が語る原発】レポート
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 20116年3月1日より11日までの11日間(二日間雨のため中止)の渋谷ハチ公前における街頭署名とその訴えなどの活動を無事終了いたしました。御参加、御支援など有難うございました。
 活動概要は下記の通りです。

1、渋谷ハチ公前にて3月11日14時46分に吉澤和芳共同代表の合図で黙祷
当日渋谷通行の方も参加していただきました。
2、「原発国民投票の実施を求める署名」「原発都民投票の実施を求める署名(3月1日開始)」を実施。筆数はまだ未整理です。
3、シール投票による『模擬「原発」都民投票』実施
3月5日(土)6日(日)11日(金)の三日間
4、署名の訴えとして連日リレースピーチを実施

3月1日(火)
 久しぶりに「原発都民投票」の旗が渋谷の空に舞う。3月1日はハチ公前で新しい署名活動をスタートした。緑の井之頭線車両左、「確定申告」看板下に旗と横断幕。
 3月1日は第五福竜丸事件と大石又七さんのことを話す。
 若い方が来て質問、先入見がなくプレーンでストレート。週日ののんびりした渋谷の空は広く平和。
 あらためて、4号機の使用中も含めた燃料棒をよくぞ移送し終えたと感慨。2012年2月にはここで「崩落したら横浜以西にすぐ逃げましょう」と言っていたのを思い出した。

3月2日(水)
 ハチ公正面左側(交番のはす向かい)に旗を立てた。
 避難者と都民の責任を中心に訴え。日比谷で集会があるという話、4月9日の勉強会「都民による避難者支援センターの必要を考える」などもスピーチ。

3月3日(木)
 再び「確定申告」看板下(11日まで)に横断幕。
 雲一つない空が渋谷ハチ公前の上に広がっていた。町田から署名の手伝いに駆けつけて頂いて助かった。真っすぐに署名に向かってきた男性から「東電への怒りですよ」という言葉が漏れた。東電前で演説された井戸川克隆さんを思い出す。
 今回(3/1)から吉澤画伯製作『「原発」都民投票の会』幟がデビュー!『「原発」都民投票』幟のピンクより色が強い。署名に来る方は「原発都民投票条例案」都議会否決の過程をご存じの方が多い。

3月4日(金)
 鹿野隆行「みんなで決めよう『原発』国民投票」(運営委員長)アピール。
 高齢のご夫婦に駆け寄ってリーフレットを渡しては説明するは、路上討論会?するはさすが運営委員長。
ロックな山口あずさ「私が東京を変える」(代表)熱くスピーチ。
 82円切符で届けばいいだけの話でしょと「郵政選挙」をまずぶった切り、なぜ「原発」のシングルイシューで選挙ができないのか。メディアがおかしいと迫力ありました。「郵貯マネー」をものともせず最初にゴミ箱に投げ捨て、「金より命」の女性の視点はその通り!山口あずささんが取材した2013年の「リトアニア国民投票」の話もしてくれました。リトアニアの原発で職員が日本から来た山口さんたちに真剣に説明してくれた話。なぜこれだけの事故があって、国民投票ができないのかと。当然のお話しでした。

3月5日(土)
 模擬「原発」都民投票シール投票に参加された着物の高齢女性は福島の方で、東京の人がこういうことをやってくれて嬉しいと語った。吉澤さんは感銘してこの話を何度もスピーチ。愛媛県八幡浜市の原発住民投票直接請求についてもスピーチ。
 午後4時から運営委員によるリレースピーチがハチ公前からスクランブル交差点に響いた。冒頭に、野本が国内各地の原発住民投票直接請求、海外の国民投票の紹介を含んだ「呼びかけ」をアピール。
 山木きょう子共同代表のスピーチ「再稼働なんてとんでもない」のスピーチ、柳浦彰スピーチ「有り余るほどの署名を持って行っても都議会はほとんど審議無しに否決」が特に熱かった。吉澤和芳、古田真人とスピーチ。

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3月6日(日)
 みやもとたまさん(「原発」国民投票神奈川)が駆けつけた。「原発」国民投票のイベントには必ずの「たまちゃん」。画板で署名活動、国民投票の青いリーフレットを配布。
 2011年10月の「原発」都民投票の署名が始まったばかりの新宿小田急HALC前にも駆けつけて、はじめてトラメガでスピーチしたというみやもとさんがこの日もスピーチ。セシウム、ヨウ素、、、。放射能ブルームが到達した時の話。菅直人元首相による東京東北全て避難の危険があったという話。

3月7日(月)雨のため中止

3月8日(火)
 昨年の「原発埼玉県民投票」運動を飯能でされた女性が署名に来ました。友人が福島市なので行くそうです。高齢者が多く若者が少ないので、、、と言ってられました。
トラメガが二つあったので、今年の愛媛県八幡浜市の原発住民投票運動スピーチと会見、井戸川克隆前双葉町町長の訴えなどをハチ公前に流した。雨が上がった渋谷ハチ公前は暑かった。
 午後2時から渋谷区の「ハチ公」キャンペーン。設営を待っていただいていた感じで恐縮。

3月9日(水)雨のため中止

3月10日(木)
 園良太(脱被ばく実現ネット、辺野古リレー)さんが被ばくについて訴えた。ふくしま集団疎開裁判(第一次)の初期から支援活動を熱心にされている。現在33歳、2011年は28歳、全身全霊「3.11」に対峙する日本を代表する若者世代の活動家である。昨年はパリでも訴えてきた。
彼が2016年の東京渋谷で訴えたのは、東京の人間の被ばくと健康に関する注意喚起でした。
<脱被ばく実現ネット http://fukusima-sokai.blogspot.jp/
 園さんの多面な活動の中でも、極めて重要な意義を持つ活動の一つが「ふくしま集団疎開裁判」。昨日、大津地裁が差し止めの仮処分をした高浜原発裁判の井戸謙一弁護士は「ふくしま集団疎開裁判」の弁護団の一人。井戸謙一さんは金沢地裁の裁判長として、2005年に志賀原発2号機の差し止め判決された。
 柳原敏夫主任弁護士がジュネーブで訴え、国連人権理事会でオーストリア政府が日本の原発事故による被ばくを基本的人権侵害と訴えた瞬間を思い出し話した。きっかけは、青山通りの国連大学前で開かれたフェスだった。
<井戸謙一弁護士の「ふくしま集団疎開裁判」の訴え https://www.youtube.com/watch?v=YqUkrT7ompg

3月11日(金)
 14時46分に吉澤画伯の合図で渋谷ハチ公前で黙祷。通行された方も参加し手を合わされていた。
言葉なし。
 中里高子(Takako@AinohitoTakako)さんが被ばくのことを手にした週刊誌『女性自身』最新号の記事なども交えスピーチ。「ふくしま集団疎開裁判」のこと、福島県健康調査後も医師会の圧力でセカンドオピニオンが受けられないことなど。
<『女性自身』3月22日号特集記事「3.11を忘れない!“風化”という現実――福島ルポ 8割の学校で「立ち入り禁止」の数値が出た!」 http://www.kobunsha.com/shelf/magazine/past?magazinenumberid=3192
 中里さんは「原発」都民投票は賛成反対に分かれて議論がされない状況に議論のプラットフォームを与えるとスピーチ。最後の午後8時まで、「原発」都民投票の会は自由に発言する場を提供しているので参加を!と訴えてくれました。
 われらが山木きょう子共同代表が熱くスピーチ、声がハチ公前に響き渡りました!
 寒い中を凍えるようにして集まった「原発」都民投票直接請求の署名!「私たちは諦めていません!!」事故から5年、これからです。ヤギーこと柳浦彰さんの声も渋谷ハチ公前に響いた。2016年の東京渋谷に社会の健全さを示す涼風という印象でした。
松田公太さんの街宣車が来られていたが配慮いただいた。古田真、吉澤和芳、じょうま貴之と揃いました。鹿野隆行(みんなで決めよう「原発」国民投票運営委員長)も駆けつけアピール。
地震、震災、津波、福島の原発事故5年の3月11日。避難者18万名。

以上、野本(現場責任者)記

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